温度が高いほど温度分布は悪くなる?(前編) | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2017/04/21

温度が高いほど温度分布は悪くなる?(前編)

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お客様から日々様々なご要望を頂く中で、「ただ温度が上がればいい」という案件はほとんどありません。
"熱"とひとくちに言っても実に色々な問題や課題があります。

その中でも最も多いご要望が温度分布ではないでしょうか。

「ホットプレートの面内温度を±○○℃以内にしたい」等・・・

温度分布の計算はひじょうに複雑で、手計算では正確には出せないため、経験知が試されます。

プレートと熱源の構造、面内の電力配分、材料の熱伝導、温度センサーの位置、使用環境・・・
様々な要素が絡みます。

今回は温度分布について社内試験の一部をご紹介したいと思います。


温度が上がるほど温度分布は悪くなるのか?

温度が上がると放熱量が増えるため、端面の温度が下がりやすくなり、温度分布は悪くなりやすいと言えます。

どんな場合でもそうなのでしょうか?
試験結果からみていきたいと思います。

 【プレート仕様】
 材料:ステンレス
 温度:300~500℃

 カートリッジヒーターを挿入して加熱。300℃、400℃、500℃にて制御。
 制御温度ごとにサーモグラフィーで表面の温度分布を測定しました。


300℃時よりも500℃時の方が放熱量が大きく、温度分布は悪くなると考えられますが、果たして・・・?

結果は次回ご紹介します。
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