【応用編】新たなヒーター活用法 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2016/10/19

【応用編】新たなヒーター活用法

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こんにちは。
本日は少しまじめなお話をば・・。

応用編 新たなヒーターの活用法

おかげ様で架台や温調計など、熱機器トータルのお仕事も数多く頂けるようになってきています。

写真は納品前テスト中の温調ボックス・・・
何回やっても、最初に電源を入れる時はやっぱり緊張します(笑)


ヒーターの固定や断熱はもちろん、制御機器や配線などの設計も普通になってきました。

もう1段レベルアップしなければ・・・ということで、日々色々と模索中です。

最近のおすすめを2点ご紹介

最近のおすすめはこちら。



限定反射形コネクタタイプ
EE-SPY31/41

OMRON製の「非接触センサー」です。

ヒーターと組み合わせる事で、加熱したいものが近くに来た時だけONすることが可能。(逆も可能です)

あるお客様で、食品容器を加熱するユニットを検討した際、ヒーターの切り忘れを防ぐ目的でご提案しました。
安全性をアップさせて無駄も省くねらいです。

便利な製品ですが、その時は長期間置いておくと粉塵などでセンサーが狂うのではないかとの声もあり・・・
こちらもご提案してみました。


高温・洗浄工程向け近接センサ
E2EH

こちらは磁気で検出するタイプなので、粉塵の影響を受けません。(その代わり、価格は少し高め)

結構おもしろいと思ったんですが、予算の都合でセンサーの導入は見送りに・・・(^ ^;
まあそんな事もありますね。

ヒーターのコントロールにもいろいろ

ヒーターのコントロールと言えばサーモスタットとか熱電対とか・・・というイメージが先行して、こういう対物センサーはあまり利用されていない気がしたので、今回ご紹介してみました。

お客様によって要望は様々なので、センサーに限らず、日々真新しいものを探しています。
例えものにならなくとも、新しい考えや製品に触れると、色々と刺激になります。
いつかは役に立つ時もある。

ひとつひとつのお仕事から学びを得て、レベルアップしていきたいものですね。

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